手術しかないと言われて落ち込んでいた
私は、小学生のときからスポーツが大好きでした。中学生まではバレーボールと、陸上競技で主に走り高跳びをやっていましたが、高校から円盤投げに転向し、インターハイにも出場しています。
体育教師になってからも円盤投げを続け、40歳のとき、世界マスターズに出場しました。ところが42歳のとき、レクリエーションのバレーボールで、けん右足のアキレス腱を切って、手術を受けました。
このケガがきっかけで、選手生活に終止符を打ちました。その後、アキレス腱を切った右足をかばうせいか、持病の腰痛が悪化していきました。50歳のときに、急に腰の力が抜けて立てなくなり、病院に運ばれました。
検査を受けると、椎間板ヘルニアとのこと。手術はしませんでしたが、1ヶ月入院しました。それ以来、重い物を持つと腰が痛くなって動けなくなるので、買い物すら1人でできなくなりました。
毎回、夫か娘についてきてもらったのです。60歳で定年退職を迎えてからは、夫と毎日ウォーキングに出′かlナました。陸上選事噂体育老師として培ってきた筋肉が衰えないように、運動を続けようと思ったのです。
ところが、4年前の7月くらいだったでしょうか。右の股関節が痛むようになり、長時間続けて歩くことができなくなりました。階段の上り下りもつらく、整形外科に通いましたが、痛みはいっこうに軽減しません。
「治すには手術しかありません」といわれ、ショックを受けました。しかも、「手術をしても、改善するという保障はない」と言われたので手術は受けず、ウォーキングをなんとか続けていたのです。階段の上り下りも楽になった!そんなとき、見つけたのが、「足の中指回し」という健康法でした。
足の中指(第3趾)を回して、足の痛みが取れたという体験談が載っていたので、早速実践しました。でも、やり方が悪いのか、股関節痛はよくならず、噂の治療を受けに、大阪まで行こうと考えていました。
実際に、足の中指回しをしてもらったのです。それまで、私は指先を持って軽く回していましたが、先生は根もとから中指をはさんで、グリグリとしっかり回します。
効果を感じたのは、その晩でした。私は、もともとは体の右側を下にして寝るクセがありました。でも、右の股関節が痛くなってからは、その体勢で寝ることができなくなりました。
ところがその晩は、右の股股関節を下にして寝ても、ちっとも痛くなかったのです。そして翌日、ウォーキングに出かけたときにも、大きな驚きがありました。歩くときに、ほとんど痛みを感じないのです。階段の上り下りも楽になつていました。
それからは、教えてもらったように、足の中指を根もとからしっかりと回すようにしています。5 ヶ月経った今では、完全に痛みから解放されました。ほんとうにありがたいことです。
腰痛もよくなりました。今では、重い物を持っても痛みを感じなくなり、若返ったのかと思うほどです。
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