その場でウエストが6cm細くなり感激!
私は、身長160cmで体重64~65kgと、決してやせてはいませんが、六十代後半だとこれくらいがちょうどいい、とされているようです。
でも、私自身は、おなかやウエスト、二の腕や太ももについたぜい肉が、ずっと気になっていました。自己流の筋力トレーニングでは、一度ついたぜい肉はなかなか落ちてはくれません。とりわけ、おなかとウエスト周りが太いのが、嫌でたまらなかったのです。そんなウエストが、たった1日で変わったといったら、驚かれるでしょうか。1日で変わったのです。
今年の七月に「体幹プチトレ」という体操の体験会に参加したところ、86cmあったウエストが80cmになりました。
その場で、6cmもウエストが細くなったことになります。体幹プチトレは、スポーツクターの中村格子先生が考案された、姿勢と筋肉を整える方法です。
私が体験したのは、骨盤を後ろから前にさする「骨盤さすり」、肋骨を大きく広げて、おなかを凹ませたまま呼吸する「ラテラル呼吸」、両腕を頭の上に伸ばした姿勢でかかとを上げ、上半身を左右に倒す「背伸びゆらし」の3つでした。この3つを連続して体験し、前後でウエストを測定したところ、ウエストが6cmも細くなっていたわけです。あとにも先にも、こんなにウエストが細くなった経験はなく、「その場で」となると、人の話でも聞いたことがありません。
びっくりするやら、うれしいやらで、感激が冷めやらぬまま帰宅したのを覚えています。家族も、私の話を聞いてびっくりしていました。体験会で、中村先生から「今は一時的な効果でも、続ければこのサイズをキープできるようになりますよ。体型も変わってきます」と教えていただいたので、自宅でも続けることにしました。
背筋が伸びて見た目も若く
寝る前に、ラテラル呼吸、背伸びゆらし、骨盤さすりの順に、1セットか2セット、5分から10分間やります。
毎日はできないので、週に3~4日のペースでやるようにしました。特に骨盤さすりは、私のお気に入りです。
手で骨盤周辺をなで下ろすと、固まっていた筋肉がほぐれるようで、とても気持ちがいいのです。続けているうちに、股関節もやわらかくなって、運動するときに足がスムーズに開くようになりました。
そして3ヶ月たった現在、体験会で80cmになったウエストがさらに1cm減り、79cmになっています。元のサイズからすると、7cmも細くなったことになります。おなかも、ペチャンコとまではいきませんが、ずいぶん引き締まりました。以前は、体をかがめるときなど、おなかがじゃまで若しかったのが、今では全く問題ありません。それから、ヒップ、太もも、二の腕、背中のぜい肉も落ちたようです。
半年前はきつくて留まらなかった上着のボタンを、今は普通に留めることができます。体重にも変化がありました。64kg→61kgと、いつの間にか3kgもへっていたのです。
この3ヶ月間、食事は和食中心で、いつものとおりでした。これはきっと、体幹プチトレで、全身の脂肪が燃えたおかげなのでしょう。私としては、ふだんの姿勢がよくなったことも、体重をへらす一因になったのかもしれない、と感じています。
体幹プチトレを始めてからは、座っているときも、歩いているときも、背すじが伸びて体の中心をまっすぐ保てるようになったので、見た目も少々若くなったかな? と自負しています。また、最近は肌の調子も上々です。同年代のお友達から「シワやシミがないわねぇ」とうらやましがられることがふえたように思います。私はもともと、年齢のせいにして何かをあきらめるタイプではないのですが、それが間違っていなかったことを、体幹プチトレが教えてくれました。