干しえのきの注文が殺到した長野県中野市のきのこ園
エノキタケは、肥満予防やコレステロール低下などの健康効果が期待できる食品として知られています。そのパワーを生かす食べ方である「エノキ氷」は大変有名です。
長野県中野市で「エノキ氷」は誕生しましたが、実は2年ほど前に「干しエノキ」がブームになっています。 干しエノキは、もともと中野市の一部の生産者が、エノキタケの保存性を高め、おいしく食べるために作っていたものです。
しかし最近の研究で、内臓脂肪を減らすことや、カルシウムの吸収をよくするビタミンD が2倍に増えるなど、健康パワーが続々と確認されています。
平成24年10月2日放送の、「あさイチ」(NHK )で紹介されて、大きな反響を呼びました。 放送中に「インターネット販売の干しエノキは注文が殺到し、その日のうちに在庫がなくなったそうです。放送から2 日後の10日4 日にも多くの問い合わせがあり、この日は全国的に晴天でしたから、皆さん干しエノキを作ろうとしたのだと思います。
高いダイエット効果
あっとう間に在庫がなくなってしまうほどの人気ぶりで最近は、地元の道の駅でも干 しエノキはすぐに売り切れてし まうのだそうです。干しエノキの健 康パワーを今すぐ確認したい人 は、自分で作るのがいいかもしれません。
干しエノキは天日で干すと、うまみ旨味と歯ごたえが増します。みそ汁などの汁物の具にしたり、天ぶらやつくだ煮にしたりして食べています。天ぶらは、さきイカのような食感と、旨味があります。
細かく砕いたり汁物に入れたりしてふやけさせれば、干しエノキの硬さは気になりません。よく乾燥させた干しエノキは、そのまませんべいのように食べることもできます。手で割り砕き、サラダのトッピングにするのもよいでしょう。
炊き込みごはんやお好み焼きの具にするのもお勧めです。生のエノキタケを炊き込みごはんの具にすると食感がベロベロになってしまいますが、干しエノキはちゃんと形が残ります。ごはんもエノキ独特のうまみがしみておいしくなります。
こうして毎日食べると、中性脂肪値が下がってきました。もともと500mg/dlもあった中性脂肪が140mg/dlに下がりました。
きどき正常値を超えていたLDL コレステロール値も、基準値内で安定しています。
体重・体形に変化はありません。ただ、エノキ氷と合わせて干しエノキを常食している知人の女性は、おなかの張りが消えてへこみ、きつかったズボンがはけるようになったそうです。
美容と健康の効果が期待でき、旨味もアップする干しエノキ。皆さんもぜひ作ってみてください。
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