すりおろした生のれんこんが効く
顔診断
肺の不調が顔に現れる場所は、2ヶ所あります。1つは、眉間です。眉間に横ジワができるのは、肺の下部に悪いものが滞っているしるしといわれます。
そしてもう1つ、肺の状態を表す場所は、頬です。頬が黒ずんでいたり、頬にニキビや吹き出物ができたりする人は、肺が機能低下を起こしている可能性が疑われます。
このような人は、喫煙者だったり、息苦しさなどの不調を感じていたりする場合が少なくありません。肺の機能が弱くなっているので、呼吸が浅くなり、それが、さらなる不調を呼び込むことにもつながります。
対処法
肺の不調を改善するには、まずは呼吸を深くすることです。呼吸が浅いと、鎖骨の下から胸の肋骨にかけて、かたく萎縮してきます。その辺りを、指でよくもみほぐしてください。
すぐに呼吸が楽になり、深い呼吸ができるようになります。さらに、両太ももの内側で、そけい部に近いところには、肺に対応するポイントがあります。その部分を指で押しもみすると、肺が活性化します。
いずれも、皮膚を傷つけないように注意すれば、1日に何回行ってもかまいません。肺の養生にいい食べ物の代表は、レンコンです。
キンピラや煮物、炒め物など、レンコンを積極的に食卓に上げるといいでしょう。セキが止まらないなど、明らかな症状が出ている場合は、すりおろした生のレンコンを食べるのもお勧めです。
なお、呼吸が浅くなる大きな原因は、咀嚼不足です。食事をするときは、よくかんで食べることも意識しましょう。
活泉水でもっと元気に!