脳のトラブルは耳たぶに現れる
顔診断
耳たぶに、今にも切れそうなくらい深いシワができている人は、要注意です。それは、脳梗塞の前兆とされています。
耳は人体の縮図といわれ、東洋医学ではもちろん、現代医学でも耳介療法が活用されてきています。
耳には、ちょうど人体が逆さまになつている状態で、体の各器官に対応する反応点があると考えられています。そうすると、耳たぶが頭(脳)の位置に当たるのです。
ですから、脳のトラブルは、耳たぶに現れると考えらます。早めに兆候を察知し、予防・改善の対策を取って、大事に至らないようにしましょう。
対処方法
耳たぶにシワが現れたら、シワがある側の耳をマッサージして、しっかりほぐしておきましょう。耳たぶはもちろん、耳全備を、よくほぐすことをお勧めします。
- 耳の穴に人差し指を入れる。人差し指を中指と親指ではさむように、耳を上下から折る。
- 中指と親指で耳を軽く引っ張る。人差し指が出てこないように、しっかり奥まで入れる。
- そのまま4〜5回深呼吸する
この耳ほぐしを管りと、すぐに耳がやわらかくなります。ただし、時間がたつと元どおりなので、こまめにほぐすようにしましょう。
耳が傷つかないように注意すれば、1日何回行ってもかまいません。耳を常にやわらかい状態にして、シワが寄らないようにすることで、脳血管障害の予防につながります。
食事面では、血液をサラサラにして、血管をきれいにすることが重要です。脂を溶かす作用のあるダイコンを、積極的に食べましょう。
特にお勧めなのは、切り干しダイコンの戻し汁です。適量の切り干しダイコンを水で戻し、その戻し汁を飲みましょう。1回に飲む量は、120cc程度。1日1〜2回、空腹時に、よくかむようにして飲んでください。戻した切り干しダイコンは、別途調理して食べてください。
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