腸内環境がやっと整った
中学生のころからかなり頑固な便秘に悩まされていました。そして、その症状に変化が現れたのは、高校3年を目前にした春頃だったと思います。
それまでは、便秘に苦しむことはあっても、下痢になることはありませんでした。ところが、そろそろ進路を決めなければいけないという時期に、便秘と下痢が交互に起こるようになったのです。
便秘は「出ない」ことが悩みですが、今度は下痢による「出過ぎ」で悩むようになりました。これは外出先でもよおしてしまう恐怖におびえるようになりました。
1日3~4回もトイレに行くような下痢が続いたと思ったら、その後の1週間ぐらいは便がほとんど出ず、次にまたひどい下痢が続く、といったことをくり返すようになってしまいました。
心配になり、母といっしょに消化器科を受診しました。いろいろな検査を受けましたが、これといった異常は見つかりませんでした。その結果、医師が下した診断は、過敏性腹症候群でした。
過敏性腸症候群についてはこちら。
腸の緊張により下痢や便秘になってしまう病気です。 下痢だけの場合、便秘んだけの場合、ふたつが混合するタイプがあるそうです。
病院から胃腸薬や整腸剤・便秘薬などを処方され、服用しましたが、これといって効果は感じられませんでした。
進路決定大きなストレスとなりそのストレスが原図で過敏性腸症候群を発症したことが後になってわかりました。
大学に進学すると、症状はずいぶんらくになったといいます。その後、就職活動の時期に、再び便秘と下痢をくり返すようになりましたが、内定が出ると、症状は治まりました。
3度めの変化は、私が就職して10年を過ぎたころ。仕事がひどく忙しかった時期に起こりましたた。
ある朝、快速の通勤電車の中で、強い便意に襲われたのです。何とかこらえて、途中の駅でトイレに駆け込んだら、ひどい下痢でした。それからというもの、毎日4回も5回もトイレに駆け込むようになりました。そのため、通勤のときは、いつ便意を催してもすぐに降りられるように、各駅停車の電車を利用せざるをえなくなりました。
そんな私にフコイダンを教えてくれたのは、会社の同僚でした。それまでブコイダンのことは知らなかったので、調べてみると、過敏性腸症候群の改善例がたくさんあることを知りました。そこで、私もブコイダンを試してみようと思い、すぐにフコイダンを購入しました。
フコイダンについてはこちら。
それから、フコイダンのエキスを、毎食後にとるようにしました。
すると、3週間を過ぎたころから、排便の調子がよくなってきたのです。以前のようなひどい下痢が起こらなくなり、便秘も長くは続かなくなってきました。そして、3ヶ月後にはちょうどよいかたさ大きさの便が、スルッと気持ちよく出るようになったのです。 今でも必ず朝食後にブコイダンのエキスをとってから出勤しています。今では快速電車にも安心して乗れるようになりました。 私は、緊張状態が続くと腸にストレスを感じる体質のようなので、普段から食物繊維や植物性乳酸菌などをしっかり摂るように心がけたいと思います。 それと、病院で処方された便秘薬は、症状をひどくするように実感しています。整腸剤はまぁ効くように思いますが、腸の調子が悪く、下痢が続くときは、下剤を飲むとさらにお腹がごろごろするように感じます。 下痢の時に食物繊維を摂ってしまうとさらに下痢をひどくするようなイメージがありますが、このとき、やっぱり躊躇せずに食物繊維を摂るほうがいいように感じています。 あとは、お腹を冷やさないこともとても大事のように思います。