眉間の横ジワは肺、縦ジワは肝臓の不調
顔診断
眉間には、肝臓と肺の状態が現れます。眉間に横ジワがあるときは肺の不調、眉問に縦ジワがある場合は、肝臓の機能低下が疑われます。 肝機能が低下すると血液が浄化されず、汚れた血液が体の中を循環します。
その結果、イライラして、ますます眉問にシワが寄るのです。ストレスがたまって肝臓に負担がかかると、こめかみに血管が浮いて、青すじが立つこともあります。
また、眉間の膨らみは、肝臓肥大や脂肪肝の兆候と考えられます。甘いものや動物性脂肪のとりすぎが影響している可能性大です。さらに、心の動揺もなく、体を動かしてもいないのに、眉問が赤くなっている場合は、肝炎の前兆です。肝炎はお酒の飲みぎ、刺激物のとりすぎなどが原因で起こります。
対処方法
肝臓のある体の右側が萎縮して、血液とリンパの流れが滞っていることが多いので、まずはそれを解消します。右側の胸にある、第2、第3、第4肋骨の間を、指でほぐしましょう。
そうすると、肝臓に血液とリンパが供給されます。また、肝臓に関係の深いエネルギーの通り道「肝経」を刺激することでも、肝機能を高めることができます。
肝経は、足の内側を走っています。肝臓のある右の太ももの内側で、ひざとそけい部の中問点が、第1のポイントです。
さらに、右のふくらはぎの内側、ひざと足首の中間点に、.第2のポイントがあります。肝臓に不調がある人は、いずれも押すと痛みを感じるので、すぐにわかると思います。
この2つのポイントを、指で押しもみしてください。1日何回行っても大丈夫です。肝臓の不調には、酸味のある食品をとるといいので、梅干し番茶がお勧めです。脂肪肝の場合は、脂肪を溶かす切り干しダイコンの戻し汁がいいでしょう。
アルコールを控えるのはもちろんですが、化学薬品や食品添加物も、肝臓に負担をかけます。毎日の食生活を見直すことも大切です。昔から肝臓には「しじみ」です。
しじみのおかげで肝臓の心配が払拭されて飲食が楽しめる