私の孫は、乳児のときからアトピー性皮膚炎に悩まされていました。「生後まもないころから顔に湿疹が出はじめ、皮膚科でアトピーと診断されました。処方された塗り薬を患部に塗ると一時的によくなりますが、薬をやめると再発してしまいます。
そのくり返しでした。
薬だけに頗ることに限界を感じ孫の食生活を改善することで、アトピーを招くアレルギー体質を改善しようと考えました。
皮膚科にかかりはじめたころに受けたアレルギーテストでは、卵・乳製品・小麦粉・魚卵・鶏肉などがアレルギーの原因になるという結果が出ました。そこで、そうした食品をさけつつ、アレルギー体質の改善によさそうな食品を探すようにしたのです。
食品のことを知ったのは、ちょうどそのころでした。地元の新聞で、発酵パパイヤに関する記事を読みました。
沖縄では、以前からパパイヤを生でサラダにして食べたり、産後にパパイヤを食べて母乳の出をよくしたりしています。発酵パパイヤは地元産のパパイヤで作られたというので、安心してとれそうだと思いました。
早速、発酵パパイヤを通信販売で購入。その日から、孫に食べさせるようにしました。孫が1歳のときでした。
発酵パパイヤはゼリー状で味も甘くておいしいため、おやつのような感覚で、抵抗なく食べてくれました。毎日1包みを、夜毎る前に食べさせました。
発酵パパイヤを食べるようになって3ヶ月後、孫に変化が現れました。最初に気がついたのは、カゼを引かなくなったこと。以前はよくカゼを引いて、セキ込んだり熱を出したりしていました。ところが発酵パパイヤを食べた頃からカゼを引きにくくなり、引いても短期問で治るようになったのです。
同じころ、アトピーの症状も軽くなったといいます。以前は、アトピーが顔のほほの部分に出て真っ赤な顔をしていましたが、少しずつ症状が改善していきました。塗り薬も弱いものに替えることができ、それもだんだんと必要なくなっていきました。
さらに、食物アレルギーも改善し、発酵パパイヤを食べはじめて1年後には乳製品と鶏肉が、2年後には小麦が食べられるようになりました。今までは、孫のお誕生パーティーでも、小麦粉や卵を使わないケーキを手作りしていたのが、今では普通のケーキを食べられるようになりました
両ほほのアトピーはすっかり消えて、首や手の甲に少し症状が残っているだけです。これからも発酵パパイヤを食べながら、食べ物に気をつけていきたいと考えています。