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神経の麻痺も改善

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神経の麻痺も改善

私は長年にわたって胸部外科医として勤務してきました。その過程で、患者さんの病気を治すためには、西洋医学だけでは不十分ではないかという思いがつのってきました。
そして、平成10年、自分の診療所を開設したときには、東洋医学を含めた幅広い自然治療法を取り入れたクリニックを目指しました。
心地よく心と体をほどく医療を追求する中で出会ったのが、大杉幸毅先生の血液循環療法でした。平成14年のことです。大杉先生の血液循環療法の手技や効果を目の当たりに見るにつけ、「ジワーツ、バッの押圧はほんものだ」と考えるようになりました。
その後すぐに、私も血液循環療法の研修を受けて、自分自身で試すとともに、患者さんに押圧を施すようになりました。
まず、私の例をお話ししましょう。平成16年のことです。ある晩、夕食後にうたた寝した際、いすの腕掛けの部分で右の上腕部を圧迫してしまったらしいのです。起きたときには、右手首から先がだらんとしており、しびれて全く動かない状態でした。
西洋医学的には、「橈骨神経麻痺」という症状でした。そこで、早速、血液循環療法を応用してみようと思い、押圧を始めました。さわってみると、前腕部の筋肉に長いしこりが見つかったので、それを中心に押圧しました。
押圧は、朝晩や入浴中に行いました。一方で診療もなんとか続けていたので、その合間にも押圧するようにしました。押圧によって、少しずつ状態は改善しているようでしたが、最初の3日間は、大幅な改善は見られなかったようです。大きな変化は、4日目でした。さわっているうちに、上腕部にアズキ大のしこりを見つけたのです。さわった感じから、「これか!」と思いました。これこそマヒのもとになっているしこりだと直感したのです。そこで、このしこりを中心に押圧しました。その後はみるみる状態がよくなっていきました。
1週間後には、腕が普l通に動かせるようになりました。ただ、手首から先はまだじゅうぶんに動きませんでした。そこで、さらにもう1週間押圧を続けると、手首から先も思いどおり動くようになり、細かい動作も可能になりました。やっと完治させることができたのです。

このようにして、私は自分の体で、血液循環療法の効果を如実に実感することができました。私は朝、おなかの基本の押圧をすることで健康状態を確認しています。みずおちや右下腹部、また、へその周囲の、腹部大動脈に対応した部位などが主要なチェックポイントとなっています。ちょっとおなかの押圧をさぼっていると、その後、腹部大動脈のある辺りにさわったとき、そこがかたくなっているのがわかることがあります。そんな場合、すぐにかたくなった動

脈を押圧し、しこりをほぐすようにしています。また、右下腹部の盲腸の辺りには、ガスなどがたまっていたりして、しこりがしばしば見つかります。見つかったら、すぐに押圧します。以前、勤務医時代には、十二指腸潰瘍を患ったこともありますが、こうしておなかの押圧を実践しているおかげでしょうか、自分の診療所を開業してからは、幸い病気にならずに済んでいます。


では、次に、私が患者さんに血液循環療法を適用した症例です。
現在、63歳になる男性です。このかたは、脊柱管狭窄しよう症や、バージャー病(四肢の血管に血の塊である血栓ができて、血管が詰まる病気) などの診断を受け、右側の腰から足にかけてのしびれ、痛みに悩まされていました。
トイレに座るだけでも、右足全体がしびれてしまい、痛みが生じるということでした。もちろん、整形外科で治療を受けていたのですが、いっこうに状態が改善しなかったそうです。初診は平成17年11月。私がが触診すると、右側-のお尻の筋肉の辺りに、しこりが見つかりました。また、右の太ももの裏、ふくらはぎの外側などにも、しこりがありました。
そこで、これらのしこりを押圧したのです。このかたの場合、元の状態がかなり重症化していたせいでしょう、一回の押圧ではすぐにはよくなりませんでしたが、何回か通院して押圧を続けたところ、状態がしだいに軽快。
そして3ヶ月後、しびれや痛みが解消しました。便座などに座っても以前のような症状が出ることはなくなったのです。整形外科的な治療では全く治らなかった症状が劇的によくなったものですから、やはり、感激が大きかったのでしょう。その後は、このかた自身が、仕事の合間などに押圧して、自己治療をするようになっています。それが、現在の健康維持に大変役立っていると聞いています。このかたの例のように、すでに発症してしまった病気に対しても、血液循環療法は効果を発揮しますが、病気の予防効果も、かなり期待できるといえます。日常的に押圧を行っていれば、いわゆる「未病」(半健康で、病気へと進行しっつある状態) のうちに病気を治めることできます。この意味でも、血液循環療法は、ぜひ多くのかたに活用してほしいのです。
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